第4期修了生の声

Alumni Testimonials

 大学職員のリスキリングとしても有益な「IR担当者向け実践プログラム」

 

宮城大学事務局総務課 岸根 大輔

2022年4月から9月まで、山形大学「IR担当者向け実践プログラム第4期」を受講いたしました。私自身はIRの業務を直接担当する職員ではありませんが、学務、大学評価・法人評価等の業務を経験していく中で、大学のあらゆる部門においてエビデンスベースでの計画策定・検証が行われることの重要性を感じ、受講を決意致しました。

プログラムではIR担当者に必要な5つの要素が最初に示されます。学習を進める中で、これらの能力はバランスよく身につける必要があり、どれ1つ欠けてもIR業務としては十分に成立しないことを実感しました。とはいえ、必ずしもすべての要素を自分一人で負う必要はなく、学内でそれぞれのスキルに長けたメンバーを募って進めたり、学外の知見を頼りながら不足するスキルを補ったりすることもまた重要なのだと感じました。

「IRってどこから始めたらよいのだろう」という声は多くの大学から聞かれる声ではないでしょうか。他大学の成功事例を聞いたり、IRに関する論文や講演を目にしても、自大学にそのまま置き換えて考えることは難しく、結果的に堂々巡りになる方も多いのではないかと思います。もしかすると、IR担当者に必要な5つの要素に触れるところから始めることが、解決の一つの糸口になるのかもしれません。

本プログラムでは5つの要素をバランスよく、多様で経験豊富な先生方に御指導いただけます。受講者の得意分野・苦手分野によっては、時に困難な講座・課題にぶつかることもあるでしょう。しかしながら、同じ悩みを抱えた受講生の同期とディスカッションを重ねる中で新たに見えてくることもあり、実践を通じた結果、修了後の貴重なネットワーク構築にも結び付いています。

約半年間のオンラインによる取組みでしたが、対面で取り組めない反面、課題にじっくりと取り組むことができ、自分が何をしたいのか、何が今できないのかということに向き合えた気がします。その意味では、受講料以上の価値があるプログラムと感じました。

昨今国の政策でもリスキリングが謳われていますが、本プログラムは大学職員のリスキリングの一つとしても有益です。受講者本人のみならず、大学組織の側からの積極的な受講推進も望まれるのではないかと考えます。

今後はこのプログラムで得られた知識・技術を大学業務に活用し、業務改善や学生の学びの充実、社会への積極的な大学の情報発信に結び付けていきたいと考えています。

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