IR担当者向け実践プログラム
(履修証明プログラム)

Undergraduate Certificate Program in Institutional Research

学長メッセージ

昨今の高等教育機関を取り巻く環境は厳しさを増すとともに、客観的なエビデンスに基づく大学経営、そして大学の最も重要な使命である教育について、自ら質保証することが強く求められています。山形大学においては、2007年から国立大学で初となる「エンロールメント・マネジメント」に取り組むとともに、学生の到達度を直接評価する「基盤力テスト」を独自開発して、教育改善の基礎資料として活用しています。これらの取組を通じて蓄積してきたノウハウ等を活用し、2020年5月から大学職員を対象とした日本初の「IR(Institutional Research)担当者向け実践プログラム」を開講いたしました。お陰様で、募集定員を上回る受講生に履修いただくとともに、修了者の方々は所属機関におけるIR関連業務の実践につなげていただいているところです。今後も、さらにブラシュアップしたコンテンツで本プログラムを開講いたしますので、多くの方にご参加いただくことを期待しています。


山形大学 学長

玉手 英利|Hidetoshi Tamate

Alumni Testimonials(修了生の声)

4つのポイント

01

日本初のIR履修証明プログラム

大学等の高等教育機関に勤務している方を対象に開講する、IR(Institutional Research)に特化した日本初の履修証明プログラムです。修了者には、学校教育法に基づき学長名による「履修証明書」を交付します。

02

全ての講義を
オンラインで実施

講義動画を配信するオンデマンド型授業とオンラインによるリアルタイム授業を組み合わせて実施します。全ての講義がオンラインで行われるため、全国どこからでも受講することができます。

03

修了後の充実した
学習環境

オンデマンド型教材へは、プログラム修了後もアクセス(約半年間)可能なため、繰り返し復習することができます。また、翌期以降のリアルタイム授業にも参加いただけます。(オブザーバー参加)

04

現場経験豊富な
講師陣による指導

国内外の様々な高等教育関係機関で経験を積み重ねた講師陣となっています。より現場に即した指導により、専門性を高めることができます。ゲスト講師による事例紹介も予定しています。

「職業実践力育成プログラム」について

到達目標

本プログラムでは、IR(Institutional Research)担当者に必要な5つの要素(高等教育機関を取り巻く文脈、アセスメント、データマネジメント、データ分析、情報提供)に関する基礎的な知識・スキルの習得を目標としています。



※本プログラムでは、「R」によるデータマネジメント、データ分析・可視化およびレポーティング(R Markdown)の基礎について学びます。また、「Microsoft Power BI」や「Microsoft Forms」等の使い方についても取り扱います。

主な科目一覧

科目区分 科目コード コース番号 科目名
IR入門 IR 101 IR入門
IR応用 IR
IR
IR
IR
151
171
201
211
IRの発展過程
明治大学におけるIR
IE入門
IEとデータ活用
データマネジメント&分析 DMA
DMA
DMA
DMA
101
102
103
104
DMA入門
Rによるデータマネジメント入門
データ分析・可視化入門
レポーティング入門
IR実践 IR
IR
191
191
IRプロジェクト (1)
IRプロジェクト (2)
ゲスト講演・その他 IR
IR
175
199
他大学におけるIR
次のステージへ向けて
特別講義 IR 299 TBA

Curriculum Design and Development:藤原宏司(山形大学)

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