第6期修了生の声

Alumni Testimonials

追手門学院大学共通教育機構
特任助教
川内亜希子
 
第6期IR担当者向け実践プログラムを受講して
 

 追手門学院大学共通教育機構にIR業務を担当する特任助教として着任した2024年4月、前任校におけるIR業務との違いに戸惑い、自身のデータ分析力を向上する必要性に迫られた私は、Rという統計ソフトを利用したIRを学ぶことができる講習や研修会を探す中で、山形大学が主催する第6期IR担当者向け実践プログラムと出会いました。教員としてIRを担当する上での自分なりの指針を見つけ、ともすれば孤独になりがちな業務における仲間をも見つけられればよいなという思いも参加にあたり抱いていました。その一方、これまで文系一辺倒で情報学や統計には苦手意識があり、そもそもアナログな私にとって、このプログラムへのチャレンジはあまりにも大きなハードルであり、挫折しないか不安な思いもありました。

 2024年5月よりプログラムが開始すると、リアルタイム授業でのプレゼンテーション準備に要する負担は大きく、また履修者の中にはデータを見る感覚に優れた方も多くいらっしゃる中でついていくのが精一杯でした。ですが、このプログラムの優れた点としてオンラインツールを利用し、先生方はもちろん他の履修者からのヘルプを受けることができたことにより、不安を抱き続けることがなく、一歩一歩学びを進めることができました。質問をするという環境を大切にしていただいたことにより、私自身学びを継続することができたという経験は、今後教員として学生の指導に当たる上で何よりも大切にしたいことを学ばせていただいたように感じています。また私自身このプログラムの履修中に私的な事情で学びを継続することに支障が出た時期もありましたが、先生方は決して見捨てることなく最後まで寄り添ってくださいました。そうした先生方の優しさが私をプログラムの修了まで導いてくださったのだと嬉しく思っております。

 IRという日本の教育現場とはまだ親和性に欠ける業務を担う過程で、アメリカにおけるIRについて学ぶ機会をいただけたこと、またRを学びたいという思いを超えてデータとの向き合い方を学ぶ実体験を積ませていただけたことは、このプログラムを受講した中で最も重要な学びであったと感じています。このプログラムの受講を通じて、IRを担う教員として今後どのようにアンケートの設計や分析を行っていけばよいのか、という考え方を身に付けることができたように思います。

 修了生のつながりを途切れさせない工夫もされているとのことですので、今後より一層学びを深めさせていただくと同時に、各大学のIR事情等情報共有も活発に行うことで、このプログラムを一過性のものとしてではなく、自身のIR担当者としての糧としたいと考えています。この受講期間様々なことがあり、先生方には大変ご迷惑をおかけしましたが、最後まで寄り添い、学びを見守っていただいた優しさに救われ、プログラムを修了させていただくことができました。もちろん学びの質の高さ故に大変に感じることも多かったと思いますが、それでも今後受講を検討されている方には優れた学びの場を得られ、またIRの本質を自分自身に問いなおす機会にもなることから、ぜひおすすめしたいと思います。私自身、今後もIRerとして自大学のIRのみならず、日本のIR研究に貢献していきたいと改めて考える機会となりました。末尾になりますが、本プログラムに携わっていただきました先生方、また第6期の履修者の皆さま、数々のサポートを本当にありがとうございました。

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