山形大学生協では大学内での福利厚生業務として、食堂・購買店の営業に加え、学生の進路実現を支える講座の運営、アパートの管理・斡旋、受験生・合格者の総合的サポートと多くの業務を行っております。各店舗の利用・申込の状況や経年比較を行い、実態調査としてのアンケート実施を行っています。それらの業務に携わっている中で、「より効率的に、より多くの人の生活を支えることができないか」という課題意識から本プログラムへの参加を決めました。
プログラムでは、データ分析・データの可視化という手法だけでなく、大学とは・IR担当者とは・プレゼンの場面ではというそもそもの根底から学び、自分で考えながら答えを導きだしていく場面が非常に多かったです。受講生の所属組織などによっても導き出される答えが異なってくるため、講義に関連する交流はもちろん、普段どのような業務に携わっているのかという交流も非常に充実した時間でした。
私がプログラムへの参加を通した身に付いたものは以下の2点です。
1.データ分析・処理の方法
参加前、データ分析は統計ソフトや分析手法が大事だと考えておりましたが、本プログラムでは分析に適したデータとはどんなデータかから学びました。分析に適した形へ処理したデータを統計解析ソフトRや可視化ツールのPower BIなどを実践的に学習することで、自分で思い描いた集計表やグラフを効率的かつ共有して操作・分析が可能な手法を身に付けることができました。
これらの学びから自生協でのデータ管理方法が分析に適した形での管理になっていないことに加え、データの変形から分析まで、個人のスキルによって差が生まれてしまう状態になっているという課題を認識するきっかけにもなりました。
2.プレゼンテーション能力
本プラグラムでは、特定の場面を想定してプレゼン資料を作り、実演するという講義が複数回ありました。普段の業務でもプレゼンを行う機会はありましたが、資料や発表内容を学び合う機会やフィードバックをもらうような機会はほとんどなく非常に貴重で、スライドを使用しての見せ方や聴衆に合わせた表現など細やか点まで確認いただくことができました。
同じデータ・同じテーマでのプレゼンにも関わらず、受講生によって着目する視点が異なり、使用するグラフも異なり、受講生同士でも着眼点や表現方法について学ぶことができたと感じています。
上記に記載したもの以外にもプログラム内の学習を通して、「大学とはどうあるべきか」、「データを用いた提案とはどうあるべきか(IR担当者としての役目)」を学ぶことができました。交流ツールであるTeamsでの受講生や講師の皆さまとの交流を通しても非常に多くの学びがありました。
このプログラムに参加してからは、「このデータって分析するよな…」や「どの点を伝えたら判断してもらいやすいかな」、「ここってこう変えたらもっと楽かもしれない」というような視点を持って業務と向き合うような変化がありました。
プログラムの充実度が非常に高く、業務と並行しての取り組みは大変な部分もありましたが、講師の皆さまからのサポートや受講生の皆さまとの交流があり、約半年間のプログラムを楽しみながら走り切ることができました。
今後、プログラムで学んだことを活かし、自組織の業務を改善できるよう努力してまいります。