2024.03.11
お知らせ
近年、日本における大学、公的機関、民間企業等では、データやエビデンスに基づいた意思決定や継続的な改善活動がますます重要となっています。このような取り組みをサポートするため、データを効率的に収集・分析し、意思決定者へ対して「情報提供を行う人材」を「IR(Institutional Research※)担当者」と呼びます。
※ 米国の大学で発展してきた専門用語です。
山形大学では、明治大学との包括連携協定および他大学においてIRの実務経験を持つ教職員のご協力のもと、2020年度より「IR(Institutional Research)担当者向け実践プログラム」を開講しています。そして、2024年3月26日(火)から第6期生の募集受付を開始します。
本プログラムは、学校教育法に基づく「履修証明プログラム」です。おかげさまで、文部科学省より令和4年度「職業実践力育成プログラム」(BP)として認定されました。
受講生は、日米における高等教育の潮流、IRおよび内部質保証(Institutional Effectiveness)等に関する初歩的な知識を学び、実践的な演習等を通じて、論理的思考、データ処理・可視化、BI(Business Intelligence)レポート作成やプレゼンテーション等の「IR担当者に必要なスキル」の基盤を体系的に涵養します。
■ BIレポートの例(試験公開中のレポートがご覧になれます。)
本プログラムの履修期間は約7か月間です。オンデマンド型の講義動画とオンライン授業(週末開催、月に約1回)のみでプログラムを構成し、社会人にとって受講しやすい環境を提供しています。高等教育に関心があり「将来、大学等の高等教育機関で働きたい方」や、IR業務に就いて間もない「データ分析の初心者」の方々のご応募をお待ちしています。